暗記の工夫 | 東進ハイスクール 船橋校 大学受験の予備校・塾|千葉県

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2020年 6月 20日 暗記の工夫

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こんにちは~桑名です

自分を一言で表すって…

すごく難しいですね…

ほんとに思いつきません笑笑

良く言うと「几帳面」かもしれないです…

要するに細かいです!

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私事で恐縮ですが、

さいきん大学の有機化学の授業で

ヨードホルム反応の反応機構を習いました。

反応自体は高校化学で習うので、

きっと受験生の方々は完璧でしょうが

(どうか覚えていてほしい…!)

知らない方のためにざっくり説明すると、

有機化学で構造決定する際に、

分子内にアセチル基(CH3-CO-)や、

アセチル基を生じる構造(CH3-CH(OH)-)

を持っていると、ヨードホルム(CHI3)

の黄色沈殿が生じるため、

この構造を持っていたんだとわかる

というものです!

もちろん大学受験の際にも

この知識は使うのですが

私にはこの沈殿を生じる構造が

いつまでたっても覚えられませんでした!

さすがに受験前は必死で覚えましたが!

というのも、高校生のときには

とりあえずヨードホルムを沈殿させるものとして

アセチル基を覚えろ!!!

という感じでしたので、

意味の無いことを覚えるようで

全く頭に入りませんでした。

 

ところが今回、大学で電子の動きや

電気陰性度や酸性度の観点から

ヨードホルム反応を習って、

アセチル基の必然性がわかりました!

たぶんもう忘れないと思います!

この一連の出来事からみなさんに

お伝えしたいことは、

深くまで知って納得することで

覚えられるようになる

ということです。

今回は化学の話でしたが、

おそらく文系のみなさんにも

似たような経験があるのではないでしょうか

歴史の出来事を1つ1つ覚えるのではなく

ストーリーとして理解して覚えろ

ってよく言いますよね

というわけで、

もし全然覚えられないことがあったら

ぜひとも納得するまで調べてみてください

納得したらすんなり覚えられるかもしれません

ちなみにヨードホルム反応の

反応機構が気になる方は

桑名まで!!!

 

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最後まで読んでくれてありがとう!

明日のブログ担当は…

可愛い可愛い生徒だったのに

今は頼もしい後輩

 越川担任助手

明日もお楽しみに!

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